木板塀の家
玄関や窓が見えない外観
道路から玄関前まで来る間、玄関ドアや窓が目に入らないようにデザインしています。
ドアや窓が目に入ると、ゴチャゴチャした感じを受けると共に「この建物は住宅である」と認識しやすくなります。
開口部を見せないよう素材の組み合わせとバランスによって構成された外観は、ある種のオブジェのようにも見え、かっこいい住宅つくることができます。
木板塀のスキマ
玄関は木板塀の間のスキマの奥にあります。
この先に何があるのだろう?という好奇心を刺激するつくりを目指しました。
採光・通風の確保
正面に窓を設けていないからといって、居室に光や風を入れないわけにはいきません。
南面を含む、正面とは別の面には大きな窓を設けて、LDKや寝室などに採光・通風を導き入れています。
え・ん・が・わ
LDKの南側掃き出しサッシュ前には、縁側を設けています。
縁側のあるサイドの隣地が、植栽の多い畑なので、縁側を介してLDKにいながら"みどり"を感じることができます。
庇のある屋外空間は、雨の日の物干し場所としても重宝します。
あると便利な子供室のロフト
子供室のみ天井を高くつくり、ロフトを設けています。
将来2室に分けることを想定して、ハシゴを両側に設けています。
フォトギャラリー
- 江川竜之建築スタジオを選んだポイントはどこですか?
- 江川さんに初めてお会いして説明を聞きながら、夫婦2人ともこの人だと合致したから。
- 家づくりを進めていくなかで楽しかったことは?
- 毎回が楽しく、苦痛に思ったことはありません。
不安に思うことや相談した事的確に答えていただいたと思います。 - 家づくりを進めていくなかで大変だったことは?
- 予算を合わせること。
- 家づくりを進めていくなかで意外だったことは?
- 間接照明が明るかったこと。
- これから家づくりをする方へアドバイスをお願いします!
- いっぱい悩んだ分だけ、色々調べ見学して選べるので、選択できるものが増えて選びがいがあったと思います。
回遊動線を持つ平屋
敷地いっぱいに広がる矩形プランの平屋住宅です。
ウォークインクローゼットを中心に据え、その外周部に居室を配し、廊下や居室内を通って、ぐるっと回ることのできる回遊プランを採用しています。
行き止まりのないプランは面積以上に広く感じることができます。