- いつもガッツリと熱い話をしていますけど、ほんとうに相談は無料なんですか?
そうです。無料で受けています。土地のこと、費用のこと、間取りのこと、進め方のことなど、家づくりを考えている方は、知りたいことがいっぱいあるのです。ほとんどの方が一生に一度の最大の買い物となるので、少しでも心配事を払拭してもらうと共に、当事務所をより深く知っていただき興味を持ってもらえればと思っています。
- そもそも「建築士」と「インテリアコーディネーター・インテリアプランナー」の違いはなんですかね?
建築士は国家資格ですが、インテリアコーディネーター・インテリアプランナーはそれぞれ公益社団法人インテリア産業協会と公益財団法人建築技術教育普及センターが認定している民間資格です。一定規模以上の住宅は、建築士が設計監理を行わなければならない、と法律にて定められています。建築士は間取り、基礎構造から上部構造、外装デザイン、設備、インテリアデザイン、エクステリアデザインなど全ての設計監理を行いますが、先の2資格者は主にインテリアのみを対象としています。
- ウチに依頼するメリットをズバリ言うとあれですよね?
そうあれです。ハウスメーカーなどのように決まった仕様がないので、自由に間取りや使用する材料・設備を選ぶことができます。さらに当事務所の特長としては、間取りやデザインの押し付けはしていないので、コミュニケーションを大切にしながら「みんなで創り上げた」という達成感を共有したいと思っています。
- 不動産免許もあるから土地探しからお手伝いできますよね?
はい、まだ土地が決まっていない方に対しては、宅地建物取引業の免許も取得しているので、土地探しからお手伝いができます。契約前の候補の土地がある方には、その土地でどのくらいの規模まで建てられるか、日当たり、風通し、地盤の強度、インフラの状況など様々な視点からのアドバイスをさせていただています。
- 相談から工事完成までって、やっぱり一年くらいかかっちゃいますよね?
お急ぎの場合はペースアップすることもできますが、ほとんどの方が初めての家づくりなので、じっくり納得しながら進めて行くには設計で6ヶ月間、工事で6ヶ月間、計1年間を目安にお考えいただいています。引っ越しをして住み始めたい時期をお聞きし、そこから逆算して、いつスタートを切る必要があるかをお伝えしています。
- 物件毎に施工会社が同じではないのはどうしてですか?
施工会社を決めていただく際は、基本的には数社による競争見積を実施しています。数社に同じ図面を渡しても、出てくる見積金額にはバラツキが発生してしまいます。どうしてもそのお仕事を獲得したい会社の見積もりは安くなり、たくさんのお仕事がある会社は高く出てきます。当事務所では競争見積もりへの参加を募る段階で、少しでも仕事に空きのある会社を優先して参加いただくよう心懸けています。
- どうしてこんなに細かく打合せ記録をとるのですか?
どのような細かいお話しでも、例え図面に反映する必要のないことでも、お打合せの中でお話しをしたいろんなそのニュアンスが、とても大切だと考えています。お互いを知ることがよい家づくりの基本だと思っているからです。また打合せ記録は読み合わせを行っているので、勘違いやうっかりを防止するためにはとても重要な作業と捉えています。まぁ本当の雑談までは記録しませんけどね(笑)。
- 万が一、万が一ですよ...ウチが設計ミスしちゃったらどうなるんですか?
そんなことにはならないように、複数のチェックポイントを設けています。クライアントとの決め事は、細かく打合せ記録にして次の打合せの冒頭に読み合わせを行っています。法令関係についても担当部署と事前協議をしっかりと行い、これまた細かく記録をとっています。設計完了前には、その全ての打合せ記録を読み返し、一つ一つが図面に反映されているかチェックを行っています。工事が始まっても、図面通りに工事が行われているかを足繁く現場に通い細かくチェックをしています。それでも想定外のことが起きてしまった場合に備えて「けんばい」という保険に加入しています。
- あまり知られていないけど、これは意外と重要ってポイントはありますか?
そうですね。家相風水関係ですかね。基本設計の段階で、家相について相談される相手がいるかどうか確認していただいています。ご本人方が家相風水を気にされていなくても、必ずご家族に聞いていただくよう進言しています。意外と知らなかったけど、実は代々お世話になっている鑑定士、お寺、占い師などの存在が明らかになることがあります。設計の最終段階で発覚すると、大幅変更になってしまうので早めの確認が重要となります。
- 住宅が完成してお引渡しするときってめっちゃうれしいですよね?
はい、最初にお会いさせていただいてから一年以上の間、多くの時間を一緒に過ごさせていただき、大小の壁を乗り越えて、ようやく到達した完成の日。共に創り上げたという思いを共有しながらのお引き渡しは感慨深いものがあります。引っ越ししてからのしばらくは「よその家に泊まりにきた感じ」とよく言われますが、それが徐々に慣れてきて自分の家なんだと実感していただく瞬間を、密かに想像しては、ほくそ笑んでいます。。。