東浦町の『分節する家』は着々と現場が進み、ついに足場が外れ、その姿を現しました!
ファサードの1カット 青空に映えますね。
既設門塀の瓦屋根越しに見るLDK吹抜部です。このガラスから気持ちの良い陽の光が室内奥深くまで差し込みます。
屋根は水勾配を確保しつつ、水平ラインを強調するようデザインしています。
裏の方から見たプライベートエリアです。
この後、2m超の目隠しフェンスが設置され、プライバシー空間を保護します。
中庭の上部吹抜です。
空を切り取っているようにも見えますね。
黒と白の境界部分です。
軒樋も使い分けましたが、竪樋は白ベースで黒を繋げています。
こういったところの扱いに毎回腐心します>_<
ガルバリウム鋼板平葺きの出隅おさまりです。
見切部材を入れないよう現場サイドといろいろなディテールを模索しましたが、今回はこのおさまりで落ち着きました。
少し離れると、板が繋がっているように見えて、いい感じでした(^^)
『思い出の継承 その1』です。
窓の膳板に、解体した既設住宅の再利用材を採用しています。
再利用材は複数の樹種があるので、場所によって表情が異なります。
いろいろな窓膳板を混在させることは、”ちぐはぐ” になるのではなく、建物の味わい深さにつながるものと考えています(^O^)
2階の窓からの近隣の風景です。
古くからの町並みが残るエリアなので、趣きのある瓦屋根が奏でる重層さが、何とも言えない風情を感じさせます。
完成した後、この風景の一部として溶け込むことを願っています(^^)
工事は内装、外構と完成に向けてラストスパートに入ります。