東浦町の『分節する家』の設計が本格化してきました。
今回も東浦町でのお仕事ですが、「ワンフロアLDKの家」との接点はなく、全くの偶然です。同じ時期に集中してあるエリアでお仕事いただく、ということがよくありまして、土地にご縁があるのだな、といつも思っています。
敷地全体を広く使いつつ、駐車場、パブリックガーデン、複数のプライベートガーデンのスペースを多方より建物に貫入させ、外部空間と内部空間の密接化を図っています。
パブリック-セミパブリック-セミプライベート-プライベートとゾーン毎に屋根(つまりは天井も)の高さを変えることで、内部空間に変化を与えつつ、空間の性質を視覚的にも明確にしています。
平屋建てで計画を進めていましたが、一部2階を設けることとなりました。
外観にはあまり見えてこないエリアを2階建てとしているので、当初提案させていただいた外観デザインからほとんど変わっていません。
現在はプランの検討中で、FIXまであと数歩というところです。いくつかいただいているクライアントのご要望を盛り込み、パズルを完成させたいと思います。