夏の終わりが近づいてきました。
あっという間の夏でしたが、ギリギリ滑り込みで夏キャンプに行ってきました!
コテージ
今回もコテージに甘えてしまいました・・・
3つ並びの一番奥が今回宿泊した棟です。周りにはな~んにもありません。
この夏晴れの写真は最終日に撮ったもので、2泊3日の滞在中、ちょうど台風来襲と重なり、初日と中日は雨に降られました(ノД`)・゜・。
中はとてもきれいで過ごしやすいコテージでした。
夜は驚くくらい真っ暗闇で、ほかの棟に宿泊者がおらず、センターも夜は無人なので、周辺にいる人間は自分たちだけだったと思います。
それを考えると少し落ち着かなくなりますね(笑)
雨雲のために、残念ながら星はあまり見ることができませんでした。
設備がしっかり整っていたので、雨の中で過ごすことなく、室内に避難することができました。
外でBBQ
コテージの前にタープを張り、恒例のBBQを満喫しました。
曇天のため夕方は早めに暗くなり、風も強く、雨もぽつぽつと・・・
結局、食事の途中で室内へ避難しました(>_<)
新しいグッズをゲット
今回のキャンプのために、新しいグッズを2つ購入しました!
1つ目は「CAPTAIN STAG」のチェアキャリーです。その名の通り、チェア兼キャリーの1台2役の優れものです。
写真の形状はチェアの時の状態です。
ちょっと変形させるとキャリーになります。
車にキャンプの荷物を載せると、すぐにいっぱいになってしまうので、これで省スペース化を図ります。
2つ目はこの蚊取線香です。
林業の方も使用しているという超強力ハイパー蚊取線香です。
煙の効果が絶大なので、室内使用は控えた方がいいみたいです。
今回はこれを5ヵ所に焚き、煙幕をつくって蚊除けをしたおかげか、BBQ中には蚊に刺されませんでした(^^)
久しぶりに見た虹
小さい頃は頻繁に虹を見た気がするのですが、大人になってからは数年に一度くらいしか見ていないような気がします。
虹は等しく発生していると思いますが、見る側の意識の違いですかね。。。
中日のお昼過ぎ、少しずつ晴れ間が出てきたと思ったら、桂湖の上に虹が見えました。
本当に久しぶりに見たなぁと感じました。数分間、家族できれいだね、と言いながら眺めていました。
レインボーカラーは少しずつ薄れていき、やがて見えなくなってしまいました。もしかすると、子供たちは初めて見たのかもしれません。
いざ桂湖へ
せっかくなので、桂湖畔まで降りてみました。
桂湖は人工のダム湖で、桂村という集落が湖の底に沈んでいるとのこと。ちょっと切なくなりますね。
貯水率がかなり下がっており、露出した岩肌が痛々しく感じました。
天候も回復し、ようやく外遊びを開始です。
ここは桟橋です。
桂湖はカヌーが盛んで、予約すれば乗ることができるそうです。
台風のせいか、僕たち以外で湖のほとりに人影はありませんでした。
湖畔からビジターセンターへ至る階段です。
結構な 高低差です。。。
とげとげ栗がゴロゴロと道端に転がっていました。
初めて見る姿に大興奮!
足でぐいぐい押し広げると、中から小さい小さい栗が出てきました。
とても食べることできる状態ではありませんでしたが、普段口にする食べ物が、どのように生っているかを知る貴重な体験です。
ザババババ~ン!!!
これぞ外遊びの醍醐味です。
雨上がりの巨大な水溜りの中をダッシュ!
この後、唇が紫になっていたので、急いでお風呂に入れて温めました(^^)
桂湖ビジターセンターへ
周辺一体の施設名が「桂湖ビジターセンター」ですが、その名を冠する建物があります。
建物の中には桂湖の歴史や周辺施設、生息する生き物などの情報が展示されており、無料で自由に閲覧できます。
特筆すべきはこの剥製たちです!
リアルな剥製を間近に見ることができて、子供たちはきゃっきゃと楽しんでいました。
周りを見渡しても「触れないでください」という注意書きが見当たりません。
「触らないでね」と一応声を掛けましたが、お構いなしでなでなでしていました( 一一)
小動物が5匹いますね。。。
長男は、なぜは動物の耳に指を入れてコチョコチョばかりしていました・・・
待ちに待った夏晴れ
最終日は台風一過、朝からいいお天気に恵まれました。
施設内には広い緑地があり、チェックアウト後にお散歩をしました。
この写真の10倍くらいの広さのある緑地が広がっています。端から端まで歩くにもそれなりの時間がかかります。
緑地をダーッシュ!
子供はいつも全力疾走ですね(^^)
お揃いの服を着せていると、最近はよく「双子ちゃんですか」と言われます。
確かにサイズも同じくらいになってきました。
お兄ちゃん、もっとたくさん食べて大きくなってください!
登れそうな木を見つけると、必ず上がろうとします。
今回もちょうどいい二股の樹木を見つけご満悦です。
公園内のあちらこちらに、得体の知れない木の実が落ちていました。
「絶対食べたらダメだからね」ときつく言い渡した後、拾って遊びました。
境川ダムへ
桂湖ビジターセンターを後にし、桂湖を塞いでいる ”境川ダム” を見に行きました。
これほど巨大な人工建造物を目にする機会は滅多に無いので、ダムを見ると、とても非日常的な感覚を呼び起こされ、身体の奥がムズムズします。僕だけでしょうか。
ダムの上は、大概、観光客が歩くことのできる遊歩道になっていることが多く、ここも例に漏れず橋のようなスペースが設けてありました。
ダムの下を覗き込むと、あまりの高さにぞくっとします。
大造りな階段があり、下まで降りることができるようです。たいへんそう。。。
ちょうどダムの中心が県境になっているようです。だから境川って言うのかな。
境界を跨いで得意顔です(^^)
拾った枝でなんかやってます...
岩魚の刺身
センターの職員の方お薦めの『岩魚の刺身』をいただきました。
養殖に成功したとのことで、安定的にお刺身を供給できるそうです。
岩魚の唐揚げと刺身です。
ワサビも自ら擦って使うので、香が立ち、刺身との相性もまずまずです。
養殖だからか脂分が多く、こってりした味でした。
ですが、焼くくらいしか食べ方を知らなかったので、この刺身は全然ありです。
日本酒のお供には最高の一品ではないでしょうか。
こちらでは岩魚の刺身のほか、握り寿司や岩魚のそろばん(背ごし)という背骨の触感を残したお刺身も出しています。
独特の歯ごたえで、こちらもなかなかの逸品でした。
夏キャンプを振り返って
台風とぶつかってしまったので、外で過ごす時間が少なくなってしまったことが残念でしたが、そんな中でも少しは自然に触れ合うことができたと思います。
コテージは清潔で、設備が整っていて、とても快適に過ごすことができましたが、外部空間との連続性のないつくりだったので、理想を言えば、屋根付きのデッキが付いていて、中からの行き来がしやすい間取りだと、雨でももっと屋外で過ごすことができたかもしれません。
そうは言いながら、この「桂湖ビジターセンター」は穴場スポットだと感じました。コテージも含め、広大な緑地もきれいに芝が刈られていて、それでいて利用者が多くないので、のんびりと過ごすことができます。
おそらく、ここの存在を知っている人は少ないのではないでしょうか。カヌー遊びがお好きな人ならなおさら魅力的なスポットですね。
この夏は、あまり子供たちを遊びに連れて行ってあげられなかったので、夏の最後に貴重な思い出づくりができたのではないかと、親は勝手に思い込んでいます(^^)