こんにちは、スタッフの山中です。
今回は月初に訪れた、長野県松本市にある「旧開地学校」のご紹介です。
旧開地学校は明治初期に建設された、日本最古の学校で、疑洋風建築のひとつです。
上部正面写真をみると、龍や雲の彫刻と瓦屋根の和の要素と、バルコニー、天使の彫刻、八角塔など洋風の要素が混在しておりました。
外観は石積みのように見られる腰壁部分も含め、全て左官による漆喰仕上げになっております。当時の大工棟梁が洋風に見せようとした背景が想像できました。
上部写真は、式典やテストの際に使われた講堂の様子です。床は松本の伝統的な竹細工であるみすず細工の敷物が敷かれておりました。サッシはステンドグラス風の色ガラスが採用され、疑洋風の特徴も見られました。当時はテストの様子を役人が見学に来ることもあったため、凝ったデザインになっているようです。講堂と廊下がオープンになっているのも、同じ理由なのかと想像を膨らませておりました。
当時の人々の思いや、歴史的背景を感じる面白い建築物でした。皆さんも松本市へ訪れた際は、立ち寄って見てはいかがでしょうか。