おかげさまで 江川竜之建築スタジオ は平成30年5月20日をもって、開業10周年を迎えることができました!
開業当初を振り返って
10年前に開業した時期は、ちょうどリーマンショックの後で、景気がどん底に落ちている時期でした。
当時考えたことは、景気がよい時期に開業して、苦労せずに仕事が舞い込んでくる状況よりも、一番苦しい時期に始めた方が、その時期さえ乗り切れば、あとは上り調子になっていくはず!というものでした。
しかしながら、そう簡単に仕事が増えることはなく、数年間、じっと我慢の時期を過ごしました。
開業当初はありがたいことに、知人に気にかけていただき、ご祝儀的にいくつかの仕事のご紹介をいただきました。ただ、その仕事を完遂することに集中し過ぎたばかりに、新しい仕事を獲得する動きを疎かにしたため、2年目がきつかった記憶があります・・・
この時期のたいへんさを今も忘れることなく、常に仕事を獲得する努力を継続し続けています。
事務所名称
「江川竜之建築スタジオ」という屋号に決める際に、ほかにも複数の候補がありました。
前職のクライアントの紹介で、屋号の良し悪しを診ていただけることになり、それぞれの候補の名称がどのような発展や衰退を辿るかを教えていただきました。
「江川竜之建築スタジオ」という名称は『地道に堅実に発展をしていく』という診断結果でした。ほかにもドンっと右肩上がりに急上昇の成績をあげる、と診断されたものもありましたが、盛者必衰、浮き沈みの激しい人生は望んでいないので、堅実と思われる名称を選びました。
「アトリエ」という言葉を採用する設計事務所も多いですが「スタジオ」という言葉を使うところはあまり見かけなかったので、そういうところもいいな、と思いました。
自身の名前の部分に関しては、なんとなく入れたかった的な感じでした。
今振り返ると、おかげさまで、当時診断いただいた通り、地道に、堅実に、事務所の仕事は多岐に渡って増え続けている状況です。
これからの展望
江川竜之建築スタジオは、平成26年に宅建取引業を新たに始めています。設計業務を前提とした不動産仲介を始め、不動産コンサルティングも行っております。ホームインスペクション業務も実施しています。
重心はあくまで設計事務所としての設計監理業務であり、宅建取引業はあくまで設計業務を受注するための手段の一つととらえています。
設計させていただく建物用途についても、さらに裾野を広げていきたいと考えています。これまでも住宅、マンション、飲食店、理美容院、雑貨店、クリニック、調剤薬局、各種福祉施設、保育所、結婚式場、工場、倉庫、オフィス...と様々な用途の設計をさせていただきました。
今後もこれまでの用途に加え、新たな用途の設計に挑戦していきたいと考えています。
工事種別も新築、増築、リノベーション、テナント設計など、限定することなく受注していきたいと思います。
また国内にとどまらず、海外の案件も受注できるようアンテナを張っていく所存です。
皆様に感謝
開業以来10年間続けてこれたことは、ひとえに仕事をご依頼いただいたクライアントの方々のおかげです。この場を借りて改めて感謝申し上げたいと思います。
また仕事を遂行するにあたり、ご協力いただいた施工関係の皆様方にも併せて感謝申し上げたいと思います。
今後共、江川竜之建築スタジオをどうぞよろしくお願いいたします!