西洋建築の歴史シリーズ(ロマネスク建築1) - 建築スタジオブログ一覧 - 名古屋市の住宅設計事務所 江川竜之建築スタジオ

西洋建築の歴史シリーズ(ロマネスク建築1)

スタッフの海老です。

今回はロマネスク建築について説明したいと思います。

ロマネスク建築以前の教会は、天井部分が木造であることが多いので火災などで焼失してしまいやすい構造でした。

そこで天井部分も火災に強い石材を用い、その重みを支えるために壁を分厚くしたのがロマネスク建築の特徴です。

ロマネスク建築のなかでも有名なのが修道院です。

修道院は、修道士が集団生活を営み、労働と聖務に励みながらキリスト教的人格の完成を目指す場所です。

教会堂をはじめとする諸施設を設計し、工事を監督したのも修道士たちです。

修道院は、原野や山地など辺境の地に多く建てられました。

10世紀ごろのヨーロッパには、かなりの数の修道院が存在したと言われています。

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上の写真は、私が実際に訪れた、フランスにあるフォントネー修道院の外観です。

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上の写真は、フォントネー修道院の回廊の写真です。回廊は修道士たちの集団的信仰生活の中心になりました。

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