西洋建築の歴史シリーズ(初期キリスト建築1) - 建築スタジオブログ一覧 - 名古屋市の住宅設計事務所 江川竜之建築スタジオ

西洋建築の歴史シリーズ(初期キリスト建築1)

スタッフの海老です。

今回は、初期キリスト建築について説明したいと思います。

四世紀にキリスト教が公認されると、教会堂がヨーロッパ各地に建て始められました。

これらを初期キリスト教建築と呼びます。

教会堂は通常東西に長い長方形の平面もち、内部は身廊と呼ばれる幅の広い中央の部分と、その両側の側廊と呼ばれる幅の狭い部分からなり、身廊と側廊は列柱でわかれています。

身廊は側廊よりも天井が高く、列柱の上方には壁が立上り、この壁にアーチ型の窓を開けて、身廊への採光を確保しています。

以上のような、身廊と側廊からなる縦長の平面を持つ教会堂の形式をバシリカ式と呼びます。

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上の写真は、私がローマに行った際、訪れたバシリカ式の教会堂(サンタ・サビーナ聖堂)です。

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