東浦町の 『ワンフロアLDKの家』 の各種設備機器の位置確認に行ってきました。
現場にて、照明器具・スイッチ・コンセント類・エアコン・換気扇類の位置確認を行いました。
図面上では何度も打合せを重ね、位置や高さを決定しているのですが、いざ建物ができてきて、部屋の広さ、窓やドアの位置などを体感できるようになると、ちょっとした位置の違いでも気になるようになるものです。
当事務所では、実際の位置に目印を付けて、1箇所1箇所クライアント様に確認していただくことにしています。
上記の写真は、クライアント様と監督さんが、図面と照らし合わせながら位置確認を行っているところです。
感覚的に 「もうちょっとこっち側がいいかな」 というような変更もありますが、現場に入ってから何らかの変更が発生している場合、各種設備類も影響を受けることが多いです。
例えば、ドアを開き戸から引き戸に変更すると、その引き戸が可動することとなる範囲にあった設備類は移動する必要があります。
経験上、この確認作業において一切の変更が無かったという物件はありません。数十㎝ずらす、など少なからずの変更は生じるものです。
壁ができあがってからの変更はたいへんなので、このスケルトンの時期に 現地で 最終確認を行うことが本当に大切です。
スイッチボックス、コンセントボックスを仮留めし、位置や高さを確認していきます。
壁に取り付けるブラケットライトの位置や高さも、印を付けて確認していきます。
照明器具はちょっとした位置の違いで、雰囲気が変わってくるので、より慎重に確認していきます。
また電球の取替が可能かどうかも重要な焦点となります。
やはりといいますか、数箇所の変更が発生しました。
図面のままつくっても問題がある訳ではありませんが、せっかく一からオリジナルでつくるのですから、スイッチやコンセントの位置一つとっても、絶妙な位置に取り付けて、クライアント様にとって住みやすい家としたいと思っています。