リビング階段の家
LDKと階段
LDKの一角に露出された階段が上へ下へと繋がっています。
階段を上り下りする動線は、生活スペースに干渉しないよう配慮しています。
階段は絶えず見える状態にあるので、階段ありきで内装をデザインしています。
スケルトン階段
階段の存在が重くうるさく感じないように、踏板、支持材、手摺が極力スケルトンとなるよう設計しています。
階段を通して向こう側が見えることで、空間をより広く感じさせることができました。
クールなコンクリート床
ダイニングキッチンの床は、クライアントのご要望もありコンクリートの床としています。
コンクリート床はリビング側の床から一段上げることで、より存在感を増しています。
キッチンに立つ位置はまた一段下げており、ダイニングテーブルとしての高さとキッチンとしての高さの差を解消しています。
クールでかっこいい空間となりましたが、お皿やコップを落とすと、ほぼ確実に割れてしまうので要注意です!
ステンレスのシンプルなオリジナルキッチン
キッチンは『インターテック社』のオリジナルキッチンを採用しています。
ステンレスの板が浮いているような、そんなシンプルなキッチンを意識しました。
平面をL型形状とすることで、熱源やレンジフードを壁側に目立たないようおさめることができました。
自由なスペース -土間空間-
1階には、駐輪スペース兼用の土間スペースを設けています。
土間と書斎を繋げることで、土間も趣味スペースとしての利用できるよう計画しています。
階段を生活空間に取り込む
敷地が約21坪と限られた中で、内部空間を少しでも広く感じさせるため、階段を生活空間に取り込むこととしました。
階段の吹抜とは別に、2~3階に渡って一部吹抜を設けたこともあり、家族の気配を感じやすい家が出来上がりました。