西洋建築の歴史シリーズ(ゴシック建築) - 建築スタジオブログ一覧 - 名古屋市の住宅設計事務所 江川竜之建築スタジオ

西洋建築の歴史シリーズ(ゴシック建築)

スタッフの海老です。

今回はゴシック建築について説明したいと思います。

ゴシック建築とは、12世紀にフランスで発祥した建築様式です。

代表例としては、フランスのノートルダム大聖堂やアミアン大聖堂、イタリアのミラノ大聖堂、ドイツのケルン大聖堂などがあげられます。

アミアン外観

上の写真は、フランスにあるアミアン大聖堂の外観。

12世紀のフランスでは、仕事を求めて農村部から都心部へ多くの人が移り住みました。

その為、大勢の人数が収容できるように大規模な教会が建てられました。

当時は、文字の読み書きができず、聖書を読めない人が多くいたので、巨大なステンドグラスに、聖書の内容を絵で描いてキリスト教を布教させました。

シャルトル内部

上の写真は、フランスにあるシャルトル大聖堂の内部写真。

巨大なステンドグラスを設ける為と、天国に近づきたいという信仰心から、ゴシック建築の大聖堂は、組積造とは思えないほどの高さを誇ります。

ケルン外観

上の写真は、ドイツのケルンにあるケルン大聖堂。高さはゴシック建築最高の157m。

こうした高い建物を実現するため、尖頭アーチ(尖った形の天井)やフライングバットレス(建物を外から支える柱)という技法が用いられました。

アーチ

上の写真は、フランスにあるランス大聖堂の尖頭アーチ部写真。天井をとがらせることで重みを左右に逃がします。

バットレス

上の写真は、フランスにあるランス大聖堂のフライングバットレス部写真。不安定な建物を外側から支えています。

このような大規模建築物を、組積造で造り上げた当時の建築技術には、とても驚かされます。

実際に現地の大聖堂に訪れてみると、外観の装飾の美しさや、内部のステンドグラスから差し込んだ光の神聖さなど、写真で見るだけでは感じられない体験ができると思うので、ヨーロッパに立ち寄った際は、ぜひゴシック建築の大聖堂を訪れてみてください。

 

 

 

 

 

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