スタッフの海老です。
前回に引き続き、ローマ建築について説明したいと思います。
アーチについて前回話をさせていただきましたが、アーチの誕生によって建築はどのように変化したのか。
それは、ヴォールトとドームというギリシャ建築には見られなかった独創的な空間を創造したことです。
アーチを平行に押し出した形状(かまぼこ型)をヴォールトといい、アーチを半円状にしたものをドームといいます。
ローマ人達は、公共建築や宮殿などの天井を覆う為、ヴォールトやドームを大々的に用いたのです。
上の写真は、私が実際にローマに行った際(2023年8月)にパンテオン内部で撮影したドーム天井の写真です。
ローマ人は、今回説明したこと以外にもう一つ重要な発明をしました。それはまた次回に書かせていただければと思います。