名古屋を中心とした愛知県全域、岐阜県、三重県、長野県、静岡県に渡って住宅設計を行っています
家づくりはそれまで何もなかったところに新しいモノを存在させる作業です。言い換えれば、それまであった風景を新しい風景へと変貌させることでもあります。家を目にする全ての人々にとってはその新しい風景こそが『原風景』となっていきます。
住宅設計を行う上で、私たちは2つのコミュニケーションを大切にしています。『人とのコミュニケーション』と『自然とのコミュニケーション』です。家づくりに共通の答えはなく、無限の組み合わせが存在します。人と自然とのコミュニケーションを深めることでのみ、私たちは『あるべきかたち』へと近づいていくことができます。
家は暮らしに影響を及ぼします。クライアントや作り手の方々との密度の高い交感により、その家の『あるべきかたち』を想像し、空間に変えていきます。そうして創られた空間は暮らしを触発し、暮らしは空間に色を添えていきます。
家は大地と繋がります。森の木のように、山のように、川や湖のように家は自然の一部となります。その土地の風土、歴史、伝統、文化を読み取り、風景の一部としての『あるべきかたち』を見出します。
家は長く存在し続けます。私たちはそのようにつくります。記憶に刻まれる『新風景』となることを意識して、クライアントと共に家づくりに取り組んでいきます。